2017年 07月 05日
静寂に咲く紫陽花 ~ 大平山・大中寺
つがの里からの帰り道、太平山の麓にある大中寺に寄ってみることにしました。
ここは1154年に開創された歴史あるお寺で、紫陽花の名所として知られています。
参道の両側に紫陽花が美しく咲いています。
近くでウグイスの囀りが聞こえてきます。
十分に紫陽花を堪能したので、ここで引き返そうかと思ったのですが
せっかくここまで来たので、山門への石段を登ることにしました。
歴史を感じさせる古い山門です。
山門をくぐった先には、さらに急な石段が待ってます。
でもせっかくここまで来たので・・・。
石段を登ると本堂が見えてきました。
戦国時代には、上杉謙信と北条氏康が和議を結んだ歴史あるお寺です。
本堂の下には通行止めになっている石段があります。
「油坂」とあります。
ここまで来て、・・・思い出しました。
ここは七不思議の伝説のあるお寺だったのです。
小学校低学年の遠足で来たことがあります。
どんな七不思議があったかを思い出しながら境内を歩いていたら
急にそわそわしだして・・・お参りもまともにせず・・・
歩いてきた道を戻り始めました(;^ω^)
あの山門を出れば・・・(;^ω^)
足場の悪い石段を、心を落ち着けながらゆっくりと
でもちょっぴり急ぎ足で、降りていきました。
まだ参道の中程です。
でも後ろが気になって・・・ふり向いたらまさか石にされるなんてことはないだろうと
こころの中で葛藤しながら、でも好奇心には勝てず・・・
ふり向いたら・・・
来た時と変わりなく、こんなに綺麗な紫陽花が咲いていました(ホッ)
ちなみに「雨月物語」の青頭巾の話は、このお寺を舞台に描かれたそうです。
そんな物語をイメージさせるような静寂の中に
紫陽花が美しく咲いていました。
濃いブルーに紫、淡いブルーなど
こちらの紫陽花は元気に咲いていますね。
伽藍と一緒に写すと静かなたたずまいに綺麗な
紫陽花がよく合いますね。
そのような謂れのあるお寺さんなんですね。
こんばんは~。
深い緑の木々に、青や紫の紫陽花が映えてとても綺麗でしたよ(^^)
雨もちょこちょこ降ってましたので、生き生きしていました。
このお寺はとても由緒ある古いお寺で、当時も物語に登場するくらい
名の知れた所だったのでしょうね。
人がいないとちょっと寂しかったですが、紫陽花は見事でした(^^)